定期健康診断の季節になりました。
会社で実施する健康診断の検査項目は、会社や労働者の年齢等により、まちまちだと思います。
法律では、必ず検査しなければならない項目が定められており、これを法定項目といいます。
今日は、法定項目に含まれていない(実施義務がない)『がん検診』のお話です。
がん検診は、法定項目となっていないことから、会社が実施する定期健康診断では検査しないことが多いのです。
このため、何年も受診されていない方がかなりいらっしゃいます。
日本人の死因 第1位のがん
(注)20~39歳までの死因第1位は残念なことに自殺です。
40歳以上になると、死因の第1位は「がん」になります。
がんは、早期発見と早期治療の開始が最も大切です。検査を定期的に受けることが大切です。
検査を受けなければ、発見が遅れ、手遅れになってしまう可能性が高い恐ろしい病気です。しかし、忙しいサラリーマンには、時間と費用の面で、なかなか検査に行けない。面倒だ。まだ大丈夫だろう。。。という声を良く聞きます。。。
無料でがん検診ができます。
ほとんどの市区町村では、電話で連絡をしてくれた方を対象に、近所の病院で無料でがん検診が出来るクーポンを配布しています。
是非一度ご自分の住んでいる市町村のホームページを検索してみて下さい。
「○○区 がん検診」で検索出来ます。
<< 自分で連絡しない限り、無料のがん検診は受けられません >>
対象者は、市区町村に居住している40歳以上の方(子宮頸癌は20歳以上の女子)で、過去に受けたことのない人。または、受けた人のうち、偶数の年齢になる人など
市区町村が定めています。
加入保険は国民健康保険、協会けんぽ、企業立健保などを問わず、
加入保険は国民健康保険、協会けんぽ、企業立健保などを問わず、
かなりの市区町村で、どなたでも受診可能となっています。予約が一杯で受診出来ないこともありますが、
一度受診すると、役所から毎年自動的にお知らせが届くようになることが多く、
是非一度、お問い合わせをしてみることをお勧めします。
一度受診すると、役所から毎年自動的にお知らせが届くようになることが多く、
是非一度、お問い合わせをしてみることをお勧めします。